【今日のニュース】 

2009/10/01


  1. 米駐日大使が4日に広島訪問
    1. 【中国新聞】 「米国のジョン・ルース駐日大使が10月4日に広島市を訪れることが29日、分かった。関係者によると、平和記念公園(中区)の見学や秋葉忠利市長との会食が予定されているという。 ルース大使は今年8月に着任し、国内の自治体では米軍基地のある神奈川県や横須賀市をすでに訪れた。オバマ米大統領の有力後援者で、来日前には大統領自身が彼は私に直接助言できる人物だと語っている。 」
    2. ルースという名の方が米駐日大使として広島を訪れることの意味をどのようにサインとして受け止めるべきでしょうか。とても重要な意味があると彼はいっていました。
    3. オバマ大統領は立場として広島訪問はできないとしても、この度のルース米駐日大使広島訪問の決定は十分な意味があります。経済的に世界第一のアメリカと第二の日本にどのような使命があるのでしょうか。それを明確に認識して、責任を果たす頃となりました。大きな反省をし、未来への基礎として、子供達のために新たな秩序を皆で協力して創るべき頃でしょうか。
    4. 考え方として、誰にも得意なモノがあります。嫌なことを強制することを以て平等とするのではなく、それぞれの得意をさらに開発してそれを持ち寄ることで、大きな困難を克服できるのかも知れないですね。それが平等に対する対立概念としての自由的発想でしょうか。
    5. ところで、平等とは皆が同じということではありません。機会均等でも足りません。結果平等はありえない。本当の平等とは何だったのでしょうか。それはそれぞれの能力に応じてそれぞれに十全にその力を発揮することができて、相応の報酬があることではなかったでしょうか。
    6. それを阻害する欺罔とバイオレンスがしばらく跋扈していませんでしたか。廃するべきはそれですね。そしてこの時、平等と自由は限りなく同一概念となりますね。檜は檜で幸せであり、翌檜は翌檜で幸せです。本末転倒の世の中は不幸です。秩序を取り戻すべき所以です。そして皆で幸せになりましょう。
  2. 参院選「1票の格差」訴訟:最高裁判決(要旨) 【毎日新聞】
    1. 違憲とまではいわなかったが、この問題に大きく踏み込んだリーディング・ケースとなりうる最高裁判決だったですね。
    2. 本来司法は、統治行為に関しては消極主義の立場だからです。
    3. 司法の立場が少し積極的になったということでしょうか。良心に従うところの独立した司法判断です。新しい時代のはじまりということに対して呼応したかのようです。
  3. 鞆の浦景観訴訟:県に埋め立ての差し止め命じる 広島地裁 【毎日新聞】
    1. 一度壊せば二度ともとに帰らないとして、計画の見直しを行政に命じました。広く景観に対して法律の保護に価する法益としての判断があったのです。
    2. この種の判断としてはとても画期的であり、プライバシーの権利とか、日照権とか、眺望権とかに対する今後の判断に対して影響を及ぼすのかも知れないですね。
    3. これも鏑矢となりますね。これからの判断の推移が楽しみです。始まりましたね。
    4. この判決に対して、広島県は計画通り推進するそうです。つまりまだ上級裁判所で争うということです。国は許可(裁量を伴う…この件について、10/3付けの読売新聞には『認可』とありました。ところで10/3の読売新聞を読む限り、論調において、何がいいたいのかよくわからないところがありました。彼らは時代の流れが見えなくて迷いがあるのでしょうか)を見合わせるとのことです。
  4. 地震:サモア諸島付近でM8.3 日本に津波の可能性 【毎日新聞】 
    • 「30日午前2時48分(日本時間)ごろ、南太平洋のサモア諸島付近を震源地とする地震があった。気象庁によると、震源の深さは浅く、地震の規模を示すマグニチュード(M)は8.3と推定される。 」
  5. スマトラ地震:M7.6の規模 1000人以上が死亡か 【毎日新聞】 
    • 「30日、インドネシア西スマトラ州パダン近郊のパダンパンジャンの病院で治療を受ける負傷者=AP スマトラ島で起きた地震の震源地 【ジャカルタ井田純】インドネシア・スマトラ島の西スマトラ州で、30日午後5時16分(日本時間同7時16分)ごろ大きな地震があった。米地質調査所(USGS)によるとマグニチュードは7.6。保健省当局者は「1000人以上が死亡した可能性がある」と述べた。同国のカラ副大統領は少なくとも75人の死者が出たと発表している。同州の州都パダンでは、ホテルなど多数のビルや住宅が倒壊している。USGSによると震源はパダンの西北西45キロ、震源の深さは80キロ。 」