生徒指導

2011-07-27


  • 知識やスキル、断片的な資質や能力を統合して、主体的に行動ができるとき、真に社会性が育ったと言える。これこそが、国家及び社会の形成者としての人格の完成であり、自己指導能力及び課題解決能力の育成にもつながる生徒指導の最終目標としての社会的なリテラシーの育成である。身につけた知識や技術とその実践が、社会の形成者としての資質や能力たり得るのは、自己と社会とのつながりがあってのことである。自分自身についての自己理解を図り、これらを他者とのかかわり、集団とのかかわり、社会や地域とのかかわり、自然と崇高なものとのかかわりの中で理解していくことによって、自己と社会とのつながり(ソーシャル・ボンド)が育まれる。(文科省『生徒指導提要』)
  • 家庭に配偶者暴力があると、その家庭の子は虐待を受けたことになる。今目立った問題はなくとも、その児童生徒の心にどのような傷がのこされているか、今後どのような問題を生じ得るかを念頭に支援を考える必要がある。(文科省『生徒指導提要』)
  • あらゆる問題行動の背景に虐待があるのかも知れない。(厚労省報告書)