とても楽になる

2013年03月24日

  • 道元曰く 、「心身脱落、脱落心身」。山田無文老師は「平常心是道がわかると廓然無聖、何でもすらすらといく人生がある。」と言っていた。禅の公案に、馬鹿を雇って雪で井戸を埋めるというのがある。また、雪隠からも後光が射すとする。法華経には「是をもって貿易(むやく)するべし」とある。さらに、「余人の見ざるところを見る」、「すべて自分の中で起きる」。
  • すべてがいとおしくなってくる。何もかも許せるようになる。そうすればとても楽になるのだった。そしてわかる。無意味と思われていたことも、無価値だと思っていたことも、笑顔でうけがっている。それが無だったんだね。あるいは空だったんだ。何も気にならなくなるよ。それが常態化するといいね。平常心是道だね。とっても楽になるんだね。それって本当だったんだ。


何もかも投げ入れたりて何もなし心身脱落(とつらく)楽に生きなむ

好きなことをすればいい

2013年04月15日

  • 好きなことをすればいい。好きなことでなければ長続きしない。勉強が好きであれば勉強すればいい。世の風潮に惑わされないことだ。それが難しい。誰もが好きなことをして成功している。ビジネスが好きならすればいい。何をしてもいい。隻手の音を聞いたならば。

恐れることは何もないのだった

2013年04月15日

  • 宇宙にとって善も悪もない。どちらをも成就しようとする。あなたの本心が決定したならば。宇宙にとって物質も精神も同じである。あなた次第だ。あなたの心次第だった。実行すれば結果がある。それに責任を伴うのは当然である。だからといって、恐れることは何もないのだった。

幸せ

2013年04月14日

  • 懐かしき時の流れが帰ってくる。ラジオで今、中島みゆきが歌っていた。「逢うべき人と巡り逢うことを人は幸せと呼びます」。そして次は、松任谷由実の『やさしさにつつまれたなら』だった。「すべてはメッセージ」と歌っている。

本来無一物

2013年04月14日

  • 是非の人は是非の人。本来無一物。それで穏やかに生きることができるかどうか。長い旅路だった。やがてたどり着く。どこへたどり着くのだったろうか。今も昔も変わらない真実がある。時代の喧噪の中で見失われている。取り戻すべき精神の静寂がある。