ヒントとして


2013年11月15日

  • 子どもたちが壊れている、とかつて書いた。確かに子どもたちが日々、悲鳴の中で暮らしている。何に苦しんでいるのだろうか。子どもの領分が奪われている。情報が洪水のように氾濫している中で頭脳の情報処理能力を超えるとどうなるのだったか。混乱する。その結果、逃避する。あるいは破壊する。あるいは引きこもる。何かどうしてもゆるせないことがある。恨む。嫉妬する。それはどうしてだったのだろうか。どうして執拗に恨んでいるのだったか。嫉妬するのであるか。いじめるのだったか。愛されたいと思う。愛されたいのであれば先ず、愛することである。そうした関係がある。作用反作用の法則である。許せないというメカニズムは何だったのか。自分自身を許せないのである。だから他を許せない。そうした自分自身がある。自分を自分で縛っている。ある意味でそれを壊して自由となる。いい意味で壊すのである。そうすれば自分が許される。そして本来の自分が自由となって大空を飛翔する。大地を闊歩する。許し許され、愛し愛されて幸せだった。そして何もかもが生きてくる。お金だって生きてくる。何もかもが集まってくる。このようなメカニズムがある。心とは思いだった。思いがやがて現実化する。潜在意識において主語は関係ない。述語が実現する。本音が動く。宇宙の法則だった。私たちは幸せになるために生まれている。いつかだれもが必ず至る道がある。自分を許していない。だから他を許せない。自分を許していないのであるから、その毒が心身をおかしくする。鬱もそうしてなるのだった。何が許せないのか、それを見つけよう。そしてそれを許すのである。その時、本当に許すべきだった自分が許される。そして自由となる。精神科医もこうしたことを知らない。いつまでも薬に頼っている。白隠禅師も修行中に考えすぎて鬱になった。そしてある仙人から秘法を教えて貰って治った。『夜船閑話』に書いてある。頭脳の処理能力を超えた情報がある。そして世の中は利益のために嘘とバイオレンスと喧噪である。子どもたちはこうした環境に悲鳴を上げている。何もかも利益のためとなった。そしてこのようなことになっている。お金では幸せになれない。もう少し、冷静に見つめてみないか。テレビもラジオもあまりにも騒々しい。静かな時間を確保する必要がある。子どもたちは辟易と悲鳴の中で暮らしている。以上、いくつかヒントを書いた。あらゆることが子どもたちの頭脳の処理能力を超えている。理解できない。わからない。彼らに丁寧に説明する必要がある。彼らも必ず、理解する。理解すれば解決がある。時代はあまりにも高速度で進化している。第一の波は農業革命で、それより人間は定住し、余暇ができた。第二の波は産業革命だった。第三の波が情報革命だった。第四の波は創造化である。それぞれの波のスパンを考えると、今どれほどのスピードで進化しているのかがわかる。混乱・混迷して当然である。それぞれの波を分析して理解し、確定すればいいのであるが、まだそれを果たしている学説はない。創造化の意味がわかっていないからである。それも明らかとなっている。既にどこかに記されている。そして未来への方向が定まる。時代はやがて落ち着くべきところに落ち着く。時代は進化し、豊かになっている。そして実現するべきは何だったのか。それも明らかとなった。そしてそれが可能となっている。理解して始まる。それまでは、自分の感性に従って生きるしかない。それが良心である。大丈夫だよ。既に検証済みである。未来は明るい。