あらゆる恐怖からの自由

2013年10月02日

あらゆる恐怖から自由となるために必要なのは自信の回復だった。どのような自信だったろうか。不思議な人生がある。それが事実だ。本来の人間に目覚めて自信は回復される。本来の人間とはどのような存在だったのだろう。風神雷神。忘れて久しい。いつか時代を取り戻す。味方につけるべきものがある。それは何だったのか。見えない世界である。見えない世界に受容祝福守護がある。どのようにしてそれを取り付けるべきだったのか。探すべきはそれだった。開発するべきもそれだった。それが本来の人間の属性としてある。見極めるべきところである。その力、尋常ではない。すなわち、日月照らし風が吹く。征夷大将軍の要件は何だったのか。自分のためにしない。民のためにする。それが愛だった。仁であり、慈悲であり、アガペである。あるいは公共性概念である。確かめるべきはそれだったのである。この人生、無駄ではない。思い出せばいいのである。本来の自分を。そして始まる。時代がシフトする。あなたの故に。みんな、待っていた。長い冬だったね。いつか夜が明ける。開闢として。そのような時代となった。愚かな支配は終わる。おもしろければいいのではない。本来日本が目覚める。愛と自由と平和を卍として胸に刻んで。彼は言う。代々の務めを果たし終えた。それは何だったのだろうね。もはや事実、これを以て時代を確定する。戦後はことのほか困難だったね。このことばかりは。
 

桃源郷が見えてくる

2013年10月03日

石原吉郎だったろうか。詩人がいた。シベリア抑留があった。詩人でありながらエッセーを書いた。『海と望郷』だったろうか。どうしても書いておかねばならないことがあったからだった。日本は戦後、繁栄した。確かに。その背後に何があっただろうか。最近の若者は本を読まない。読まなくても、漫画やアニメから人間関係とか人情の機微を知ることができると豪語する。漫画やアニメから何を学ぶのであるか。断片化された文章に力があるだろうか。ロゴスとなり得るか。ヨハネの黙示録がある。バガバッド・ギーターがある。その著述内容に耐え得るだろうか。笑顔の背後にある人間不信。人を信じられなくなったね。神仏も信じられないね。しかしそれはある。言葉とは光だった。光とは救いである。光を失って久しい。光はある。やがて見えてくる。何が見えてくるのだろうね。桃源郷が見えてくる。自分勝手にしていては地獄から逃れられない。大宇宙の法則がある。耳を澄ましてごらん。本当の救いの声が聞こえてくる。耳従うとしたのは孔子も最晩年になってからのことだった。不思議だね、見えない世界がある。それを地獄とみるか、天国とみるか。その人次第である。
 

本来日本は滅し給わず

2013年10月03日

思考は現実化する。自分はなりたい自分になっている。どのような悲しみの中にもそれと同等かあるいはそれ以上の喜びの種が宿されている。権力は克服されている。戦争は無価値となった。嘘とバイオレンスの時代は終わる。どのような陰謀もいつか白日の下にさらされる。私たちは幸せになるために生まれている。この世は過去からの夢の実現過程であり、魂の遍歴の一コマに過ぎない。本来日本の培ってきたものがある。それはそのまま生命体としての進化傾向だった。馬鹿になることが幸せではない。不倫は文化ではない。腐敗堕落が人生ではない。かつて四聖が自覚したものがある。いつか誰もが至る。未来は明るい。どのようなことがあっても大丈夫である。私たちは死んでも死なない。それが禅の悟りだった。大安心となる。日月照らし風が吹くからである。それは見えない世界からの受容と祝福だった。本来日本は滅し給わず。原爆の火をもってしても。世界は待っていた。日本は何を学び、何を反省して何を提示するのだったか。それが重大な使命だった。何を浮かれていたのだったか。戦後日本精神骨抜き占領政策があった。それに乗じてのことだった。