やさしさの世界へ

2008.09.29

  • この世にすべてよしとする世界があるとします。それが神であったり、仏であったりしたとします。神仏は、唯、あなたを救いたいばかりだとします。神仏はその方法がある事を知っているとします。神仏も自らそれを探し、見つけ、あたため、確かめ、そして自分のものとしたとします。そうした救いがあるとします。さて、チャンスはむこうからやって来るといわれます。それが如来という事だったのでしょうか。如とはチャンスでしょうか。それはそれとして、チャンスは目に見えないといわれます。文字は見えます。音声は見えませんね。見えないものは感じるしかないのです。それは後光が射しているかも知れません。或いはオーラを発しているのでしょうか。見えない人にとっては見えません。見える人には見えるのです。不思議な事象も、知らない人には神秘です。知る人には事実でした。真実はあるのです。知っても識らなくても。それは神仏の実在でした。神仏との邂逅もあるのでしょうか。見た事がない人は信じられません。そしてそれはないと思うのです。それが常識だと思うのです。神仏がいるという事が非常識だと思うのでしょうか。しかし信じられる人には、神仏の実在が当然です。常識です。この辺りが価値観の相違です。それで良いのです。それぞれ正しいのです。常識と非常識は表裏一体でした。信じる事と信じない事も。もとは一つでありながら、二つの世界があるのです。それで良いのです。問題はどちらが幸せへたどり着けるかです。現実はどうですか。たいへんですね。不安がいっぱいありますね。不安のない世界があると思いますか。きっと素晴らしいでしょうね。幸せとはそれでしょうか。あると思いますか。ないと思いますか。神仏はあるといっています。信じる事から始めませんか。神仏への道を。第一歩を踏み出せば良いのです。それは神仏が歩んだ道です。その道は、誰でも必ず幸せへ至る道だと思いませんか。その道がもしあるとするなら、歩んでみたいと思いませんか。少しの勇気で良いのです。一歩踏み出せば良いのです。かつては、飛び込むとか、大死一番とかいわれていました。これでは飛び込めませんね。おそるおそるで良いのです。きっとやさしくサポートしてくれます。神仏も進化しています。やさしさの方へ。やさしく導いてくれる事でしょう。そして誰もがこの道を歩める時が来ました。しばらく忘れていたのだけれど。それは本来日本の道だったのでしょうか。時代は動き始めたのかも知れません。支配のためのいくつかの戦争とか殺戮もありました。人類はそれらの無価値に気づきました。市民革命を通って民主主義を獲得しました。やがてそれは名誉革命ともなりました。血を流さずに民主主義は手にはいるようになりました。第二次世界大戦で日本は平和を知りました。そして血を流さずに平和も手に入るのです。それが生命進化です。愛と平和こそ価値である事を知りました。それは確信に至ったのです。既に民主主義です。無益な戦いもありました。そしてお互いをより深く理解し、知り尽くし、より深い友好関係を結ぶ事もあるのです。それも生命進化でありました。次なる進化は何でしょうか。血を流すことなく平和を獲得する事ですね。此処に人類の英知があるのです。それに気づく頃ともなりました。それも人類進化でありました。既にゴールした方もいたのです。それが神仏だったと思いませんか。そして神仏は、こうしたらいいんだよと教えてくれているのではないでしょうか。この道で、みんなやさしくなれると思いませんか。愛とは何だったのでしょうか。それは神仏の思いだったのではないでしょうか。知行合一という事がありました。王仏瞑合という事もありました。この度は神仏一致、或いは結婚かも知れません。それは西洋と東洋との合流でしょうか。はじめは太極があって、二つに分かれました。男と女もそうですね。何時かめぐり逢って一体となるのです。それがこの世だったのです。好かったですね。そして世界が一つとなるのです。その時灯りが点るのでしょうか。その時、幸せを知るのです。一人では幸せはありません。二つが一つとなって喜びがあるのです。もともと一つだったのです。故郷へ帰るのです。二つが一つとなって新しい命が生まれます。西洋と東洋が一つになって新しい世界が始まるのです。それで良いのです。それはやさしくありたいですね。幸せでありたいですね。誰もが願っていた事でした。それも実現するのでしょうか。夢は実現します。ダビンチの夢もすべて実現しました。ダビンチの夢はその時代の夢の集大成でした。私たちは今、何を思いますか。思考は現実化するのです。それはアンドリュー・カーネギー氏によってはじまり、ナポレオン・ヒル氏によってまとめられました。西洋成功哲学の目的も、お金は手段に過ぎません。目的は人格形成にありました。それがビジネスの目的だったのです。それも知る頃となりました。支配のために、殺戮をして版図拡大する時代は終わりました。それは生命進化の目的から無価値と決定されました。唯自己利益追求重商主義も反省されつつあります。自分だけ良ければいいという考えに基づいていたからです。カルバンの利息は神の意志に合致するという教えも、目的は別にあった事でしょう。しかし私たち人間は、何時かそれを自己利益追求にすり替え、それで良いとし、さらに神の見えざる手が働くとしました。神の見えざる手は働いていないですね。何故でしょうか。それは善良な市民が前提だったのです。日本に於いては神風が吹かないのと同じです。神風は大義名分がある時に吹きます。大義名分とは黄泉の受容祝福守護といえるのではないでしょうか。それがなかったのです。黄泉とは祖先の総体といえるのではないでしょうか。最大多数の最大幸福といっていた西洋思想が、何時かアメリカンドリームとなりました。それは宝くじに等しいのです。宝くじの期待値はいくらでしょうか。20円くらいでしょうか。後の80円は何処へ行くのでしょうね。あらゆる商行為がギャンブル化していませんか。その風潮が如何にも正しいかのように吹聴するのがテレビ界でした。東京にカジノという議論もありますね。何か勘違いしていませんか。誰もが幸せになることを考えませんか。一部の階層が利益を独占していませんか。それは革命の温床となりすね。それは避けなければならない。故に江戸無血開城もありました。かつて武士階級には少なくとも精神修養がありました。それで町民は尊敬もし、憧れもしていたのでした。政治も行政も今、庶民からの尊敬を失いましたね。権力行使の基礎が危うくなっていますね。どうしたらいいのでしょうね。議論するべきところです。商行為そのものが欺罔を含んでいます。本来日本はどのような國だったのでしょうか。身心清浄及び正直を以て旨とする大和魂を重んずる國でした。いつの間にかそれを忘れています。本来あったのです。思い出しませんか。神仏は幸せはあるといいます。誰もが幸せに至ることが出来るといいます。歩みませんか。この道を。本来日本が目指した道です。道草を食っていただけですね。神仏へ至る道があるのです。それは幸せへの道です。神仏もこの道を歩んで至ったのです。そしてそれはあるんだよと教えるのです。信じませんか。素直になりませんか。そして歩み出しませんか。少しの勇気で良いのです。一歩踏み出せば良いのです。それが江戸への道も一歩からでした。道が道ですから、必ず至る事が出来ます。神仏はいます。日月照らし、風が吹く世界があります。美しい風景が待っています。美しい人たちが待っています。やさしい関係で暮らしてゆけます。それはあるのです。何処にあるのでしょう。自分にあるのです。最終最後最大の敵は自分です。それに打ち克ってそれはあるのです。それが天下を取るという事でもありました。その時、黄泉が微笑みます。天が祝福します。それはあるのです。それが真実幸福論でした。信じてみませんか。そして歩み出しませんか。誰もが歩める事となりました。それが二十一世紀の約束でした。二十一世紀は心の時代といわれて久しいのです。それは見つかりました。心の大地です。それが切り開かれたのです。モーゼの杖が突かれたに等しいのです。バビロン解放に匹敵します。旧約聖書の目的は何だったのでしょうか。庶民の解放でした。それは市民解放、奴隷解放、女性解放の次にやって来るのです。その時が来ました。庶民とは善良な市民です。悪意の第三者などではありません。信じてみませんか。既に歩んだ人がいるのです。それはあります。そして美しい人たちが待っています。幸せ世界はあるのです。喜びはあるのです。やがて苦悩の英雄ベートーベンも至った世界です。すべてにやさしくなれるのです。すべて大切に出来るのです。そのままのあなたで良いのです。そこから始めればいいのです。始めませんか。幸せの方へ。すべて良しとする世界があるのです。それが神であったり、仏であったりするのです。既に神仏の歩んだ道があるのです。それが庶民のために発見され、開かれました。神仏は知っているのです。幸せへの道を。そしてこうしたらいいんだよと教えるのです。やさしい人々が待っています。やさしくなりたいですね。やさしくなれるのです。それが二十一世紀でした。歩み出しませんか。少しの勇気で良いのです。一歩を踏み出せば良いのです。誰でも必ず至り着く事が出来ます。そういう時代となりました。平和の故ですね。平和は護らねばならないですね。それには知性を要するのかも知れません。賢くなりませんか。みんな賢くなれるのです。その道は開かれました。今の貴方で良いのです。幸せは約束されました。言葉もやさしくなるのです。あなたもやさしくなるのです。すべては言葉だったのです。言葉は文字でした。文字は音声でした。文字は知性です。音声は感性です。知性と感性の合流です。西洋は知性でしょうか。東洋は感性でしょうか。西洋と東洋の合流です。世界は一つとなるのです。過去は反省し、或いは修正するのです。そして新しい始まりです。良い時代となりました。この世に生まれて良かったですね。世界もやさしくなるのです。青い空と白い雲。パステルカラーの世界です。明るい心です。あたたかな心です。それが未来だったのでしょうか。この道で良いのです。この道で良いですね。二十一世紀となりました。それは開かれたのです。天も地も喜んでいます。幸せ世界はあるのです。喜び世界はあるのです。それはやって来ました。やって来たのです。この世界は素晴らしい。美しい。神仏への道はあるのです。歩み出しませんか。やさしさの世界へ。