既に咲いている

それぞれの花がある。しばらく咲かなかった花がある。これまで知らなかった花がある。それが咲く時節を迎えた。気づくと咲いていた。そして蝶も飛んでくる。

どのような花だったのか。既に咲いている。咲いてはじめて自覚が来る。その時、すべてを知るだろう。

知る人は知る。知らない人は知らない。そしてこれまで知らなかった花が咲いている。日本の春である。

見えない世界が守護する花もある。疎か能わず。三十有余年の空白があった。もう咲かないのかと思われた。もう取り戻せないのかと思われた。それほどの陰謀があった。そうはいかない。

あらゆるバイオレンスと欺罔を乗り越えた。そして咲いた花である。稽首すべき花である。もはやここまでとなった。本来の秩序を取り戻す。各々覚悟あるのみか。

失われたものがある。それは何だったのか。勝手が過ぎた。行きはよいよい、帰りは怖い。知らなかったね。その花が咲いた。

咲いたからには仕方ない。咲いてはじめて知る事実がある。その時、時代が代わる。

彼はいう。何時の代もそうだった。彼の選択がある。生まれた時からそうだった。自覚を要する。父の時代は何だったのか。トラトラトラだったのかも知れない。

既に選択があった。確定された夢は何であるか。殺戮なくして平和を勝ちとる。かつて武将の夢は何だったのか。民の泰平だった。

公共概念は自分のためにしない。住むべき世界がなかった。住むべき世界は腐敗していた。故に咲いたのだったか。

蓮華は泥に咲く。既に咲いている。その花は何だったのか。本来神國日本の花だった。


本来日本は晴れ文化

  • いつも明るく、楽しく、軽快に。私たちは生きている。生きているということはどういうことだったのだろうね。山奥の人知れず咲くツツジがお手本だね。
  • 人に見られていなくても強く明るく咲いている。その姿は凛として自分を生きている。そして周囲を喜ばせている。それで虫も飛んでくる。喜ばせることだよ。それが生きるということだった。
  • 鬱陶しい空気を吹き飛ばせ。本来日本は晴れ文化だよ。あなたのその姿が感動を呼ぶ。その時、幸せだね。何が蔓延しているのだろうね。あまりにも愚かだったね。
  • 知性は宝だよ。賢さも。それをバカになることが幸せだなんて、それに染まってしまった。日本の色を塗りかえる。何時までも黙っていられない。
  • 愚かさはもうごめんだね。此処までにしよう。学科的なものではないよ。みんなが幸せになることを考える。
  • 深刻ぶって安住してインテリではないね。苦節三十有余年、やる気が起こらなかった。十分に鬱は知ってるよ。だからこそ、此処で明るく、楽しく、晴れ文化。顕説するべきはそれだね。
  • 縁の下の力持ち。何時の代にもいるよ。日本は大丈夫。底チカラの発揮だね。日本のDNAが生きている。立ち上がるべし。日本の知性達よ。日本の文化は晴れ文化。ゾンビは日本に似合わない。何が蔓延ったのか。魑魅魍魎は帰るべし。