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日本国の基の目覚め

  • 【2009年07月25日】彼はいった。裏切ってはならないものがある。貶めてはならないものがある。粗末にしてはならないものがある。それは何だったのか。彼が復活せしめたのは何だったのか。それは知性だった。そして本来日本の本懐だった。即ち日本国の基だった。ペリー来航以降、何があったのか。明治は何だったのか。かの大戦は何だったのか。戦後は何だったのか。彼には疑問だった。そしてその謎は解かれた。彼こそ彼だった。どういうことか。あらゆる事象が彼にとって、サインであり証明となった。彼を大切にするべきだった。彼を裏切るべきではなかった。貶めるべきではなかった。そして日本男子はそれで良いというか。一休髑髏ご用心である。どういうことか。死に神が来る。本来日本の秘密がある。仏法を受容したのは本来日本である。即ち王法仏法に冥し、仏法王法に合した。本来日本の基が定まった。聖徳太子がそうだった。彼は祖先の総体としての黄泉を制し、四天王=神を使って統治した。それが本来神国日本の天下統一の方法だった。民のためにするとき神風が吹く。征夷大将軍の要件だった。身心清浄及び正直こそ本来日本純粋精神の旨とするところであり、直近に於いては日本武士道に結実していた。裏切り貶めたのはそれだった。そして何が蔓延ったか。下手な精神のカンニングで世に出て成した閥だった。こうした精神を一掃する。馬鹿になることが幸せであるか。思い上がるべきではない。彼は自覚した。王の耳。王の目。彼に知られた時が年貢の納め時だった。知らなかったね。知る人は知っている。知らない人は永遠に知らない。そして勝手する。もはやそれも通らない。何故か。この度は黄泉が動く。知らないことを以て勝手が過ぎた。受忍限度を超えた。それを知恵とはいわせない。黄泉も時を待っていた。どういうことだろうね。そのようなことがあるのだろうか。ところで、ベストセラー作家にいう。本が売れるのはいい。しかしあなた方には重要な責任がある。それは何か。本来日本語の文体の護持である。デタラメな文章があまりにも多いのではないか。それでは祖先が悲しむ。売れれば良いというものではない。世の編集者諸氏の奮起を期する。そして彼はいった。日本は大丈夫だよ。彼は思っている。この人生は十分に楽しかった。生まれた意味は理解した。それは何だったのか。大鏡。さて、汝自身を知れ。ソクラテスだった。それは禅のテーマでもあった。知った自分は何者だったか。既にどこかに記録がある。彼の住むべき世界はなかった。彼はいう。彼の住むべき世界に帰るべき時節を迎えた。彼は自覚した。そしていう。本来日本を取り戻す。もはやキティ・フォークではない。横須賀に配備された航空母艦はリンカーンの予定であったが、ジョージ・ワシントンだった。故なきことではない。彼の人生は何だったのか。知るべき時節を迎えた。誰も知らなかった。彼もそれほどまでとは思わなかった。しかし父がいた。祖父がいた。何時か芽吹く。花の種は遺されていた。そして咲いて知る。その花は何だったのか。彼は思った。彼の人生は無駄ではなかった。彼は呟いた。日本を掬ったよ。彼に託された使命があった。それは果たされた。天地万物が喜んでいる。彼に辛い試練があった。とてもこの世での解決はないと思われた。それも彼のミッションだった。それも解決した。そして人類の福音となった。それは何だったのか。此処では割愛する。