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  • 右の掌と左の掌が合わさる。仏を拝むということは、自分自身を拝むという表現がある。すべてに感謝である。このような幸せがあっただろうか。それは何だったのか。神仏とか、真実とか、問題にすることもない。平常心、是道。何があっても大丈夫である。ただ、ひたすらに感謝である。この世に生まれて良かった。黄泉の守護とは何だったのだろうか。黄泉にも好みがある。それは何だったのだろう。廓然無聖。今宵も月はさやけるか。常寂光。何故か、ジェット機が飛んでいる。
2010/02/13

夢は破れていなかった

2010.03.16

  • もう夢は破れたのかと思われた。そう思ってずいぶんと時が流れた。それは十九の春のことだった。あまりにも悲しい出来事があった。この世での解決はないかと思われた。まるでさまよえるオランダ人だった。あるいは亡霊のようだった。しかし、いつか時は来る。何時目覚めるかだった。目覚めた時、約束が成就する。玉手箱を開ける。あるいは糸車の針が抜かれるのだった。そして気づく。あなたは何者だったのか。何故生まれていたのだったか。過去からの夢を実現するためだった。その夢は何だったのか。大それた夢がある。それを仏は一大事といった。もう夢は破れたのかと思われた。破れてはいなかった。あなたは「都会(=サタン)の空気は自由にする」に染まらなかった。不思議な少年のままだった。そしていう。国旗掲揚。君が代斉唱。神国日本。あなたはそれをいうために生まれていた。祖父もそうだった。父もそうだった。使命を果たしたのだろうか。そうかも知れない。しかし失われたものはあまりにも大きかったね。それは何だったのだろう。そして得たものは何だったか。知る人は知っている。もう気づいている。あなたは見つけた。これまでは感じていた。これからはちがう。何がちがうのだろうね。よかったね。黄泉も喜んでいる。何をしたのだろうね。誰も知らない。天は知っている。そのような馬鹿げたことがあったとはね。あなたこそあなただった。あなたは未来を開いた。それは確かな事実である。あなたの人生が既に証明している。あなたはそれを信じることが出来なかった。何時か知る。必ず知る。その時が来る。この世に幸せはある。それは何だったのだろう。彼はいう。そよ風がやさしく慰める。美しい景色が待っている。好ましい人間関係が訪れる。その時、愛を知るだろう。そして一切種智慧の自覚が来る。あなたは子供の頃から輝いていた。それが竹取物語だった。それに気づかないのはあなただった。気づけない人もいる。むしろ貶める。その中にあなたは埋もれていた。辛かったね。咲けばいい。咲けば誰もが気づく。生まれて善かったね。生きていて善かったね。「長い冬でしたね。寒くはなかったですか」。季節は巡る。いつか春が必ず来る。それも約束だった。至り着いて帰る頃である。天が導いていた。彼はいう。この世はかくも美しい。それが幸せである。いつか至る。誰もが至る。必ず至る。夢は破れていなかった。あなたは幸せになるんだよ。すべて解決したのだから。今を大切にしよう。そのために過去を改める。その方法も手に入れたようだ。頼んだぞ。これからがあなたの本当の人生だ。天晴れであった。天も喜んでいる。即ち、日月照らし、風が吹く。あなたはとんでもない経験がある。これを廓然無聖という。天の証明である。あなたこそあなただった。それも過去の因縁である。だれも知らない。知っても認めようとはしない。無理もない。山田無文老師はいっていた。聖諦第一義はわかっても、この廓然無聖はわからない。しかし大丈夫だ。勝敗は決した。黄泉も認めるところである。何もいわなくて良い。刃向かえばどうなるか。一休禅師が既に髑髏御用心で示している。誰もがそうではない。修行を要する。知る人は知っている。そして驚いている。見える世界と見えない世界がある。後者を霊界といっていい。あるいは黄泉である。霊媒などのレベルではない。霊界に認めて貰えるかどうかである。霊界にも好みがある。知らないことを以て否定した。あるいは貶めた。この事実に対する償いがある。どう償うのか。各々の問題である。すべて条件がある。条件が満ちて成就する。さて、これよりどうなるのだろうね。楽しみとするか、悲しみとするか。各々の処したる人生である。あなた方は成りたい自分に成っている。いつか草履銭は請求される。あるいは年貢の納め時である。今も昔も変わりはしない。知らないことを以てあまりに勝手が過ぎた。事実である。何を根拠にあるいは何に乗じて繁栄し、何を貶め、勝手し来たる哉。その存在根拠を失った。いずれにしても彼こそ彼だった。彼にどうにもならない自覚が訪れた。あらゆる謎は解いている。苦節三十有余年、彼はどの階層に属して生き抜いたか。既に謎である。その間、何を見聞し、何を分析し、何を確認したのだったか。彼を裏切った方々がいる。竹中、責任は取って頂く。それはないというか。調べはついている。応えるが良い。これより亨りはしない。知らなかったね。何を知らなかったのだろうね。本来日本を知らなかった。ペリー来航以降、何が蔓延ったか。彼はいう。いつでも出向く。明治以降貶められた黄泉の無念を晴らす。あるいはヒロシマの無念を晴らす。その時は、尋常ではない。至り着いたのかな。至り着いたみたいだね。夢は破れてはいなかった。この世に生まれた意味がある。使命がある。