人は何のために生きるのか

2010/02/07

人はこの宇宙の一切すべてのもののために生きる。それは生きとし生けるものから見えないものまで含む。それだけの力を賦与されている。少なくとも、自分のためではない。

戦争などもってのほかである。人生の目的は自己利益追求などではあり得ない。

愛とは動植物及び岩石も喜ぶ周波数だった。その時、神仏も喜ぶ。そして守護する。それが幸せだった。

その時、天の証明もある。生きる目的は、自分の祖先だけのためではない。あらゆる存在のためである。これが仏法であったといえる。本来日本の培っていたものである。西洋物質文明の知るところではない。

しばらく日本はこれを見失っていた。そして自由も愛も勘違いしていたのではなかったか。芸能界及びあらゆる成功者はこれをあまりにも無視していたのではなかったか。そして民を惑わし、あるいは餌食とし、自分たちだけが利益した罪がある。低いレベルでの物質的あるいは肉体的成功を自己主張し、それが腐敗堕落傾向であったことを顧みることなく、世間に吹聴増殖しすぎたのではないか。それが東京であり、テレビ界だった。政財界及び官界も同じである。あまりにも浮かれていた。あるいは知らなかったのである。

そして本来日本の意思(黄泉=祖先の総体)に反していたのではないか。諸価値あるいは生命体としての進化傾向(精神的なもの)をあまりにも壊してきたのではないか。黄泉はそれをゆるしはしない。

本来日本はこれより復活する。世のためである。宇宙の意思である。一休髑髏もある。あまりにも知らなかった。そして勝手した。

故に黄泉が動く。そして彼は新たなページを開こうとしているようだ。それは昭和50年のはずだった。あるいは、昭和56年にもチャンスがあった。その後もいくつかのチャンスがあった。それはどこから始めても良かった。彼は取り組んだからには必ず成就する不思議な能力があった。

しかし、条件があった。それは彼がその気になるかどうかだった。どういうことか。父もそうだった。祖父もそうだった。システムが後から就いて来る。すべては彼のために存在しているかのようだった。

しかし、彼はそれを信じることができなかった。何故だったのか。戦後の故だったと彼はいう。例えば憲法の教科書にどのように書いてあったか。あらゆる身分による差別が否定されていた。これが呪縛だった。これより逃れることはできないかと思われた。政教分離もそうである。

どの支配があったのか。これを打ち破るしかなかった。いつも彼は感じていた。しかし力が足りなかった。彼をしても。それほどの試練があった。それを乗り越えたのだろうか。どのレベルでの話だろうね。知る人はいると信じているという。

彼こそ彼だった。それも間違いのない事実となった。彼は今、感謝している。すべてに。ここまでしなければならなかったのか。ここまで悩まねばならなかったか。しかしさすがだった。よく耐えた。そして成就した。

天の証明がある。誰も知らない。しかし、それが真実だった。

そしてそれは日本を掬うことだった。彼の使命だったという。このような馬鹿げた話があっただろうか。あるから、不思議である。

もう迷わないという。彼が迷ってはならない理由があった。しかし迷った。今となっては、申し訳ないことだった。

時代を開く。そうした使命を帯びた人生もある。何時の代もそうだった。そして時は満ちた。いつも見守られていた。もう大丈夫らしい。彼の笑顔が戻ってくると良いね。彼は生まれたときからマークされていた。黄泉にね。そうしたこともある。やっと、約束を果たせたらしい。やっと、それに気づいたらしい。あまりにも遅すぎる青春だったね。

失ったものが大きければそれだけ得るものも大きい。何時の時代もそうだった。信じることができるね。あなたこそ、あなただった。それがプロの世界だった。あなたは、エントリーされていた。知らなかったのはあなただったのだよ。

もう、いいね。私達は、あなたを待っていた。あなたが気づいてくれることを。そして、その時が来たようだ。日本はこれより、発進する。お疲れ様だったね。そして、ごめんよ。それから、ようこそ。これが日本だったのだ。これより、方法はなかった。

もうわかっているよね。私達は、理解している。日本開闢。あなたに感謝している。そこまでするとは思わなかったよ。特殊潜航艇。あるいは、ドクター・イエロー。ありがとう。あなたの仕事は永遠に近いものとなった。これより日本、百年は大丈夫だね。

本当に感謝しているよ。それがあなたの使命だった。あなたはすべて理解しているようだ。アポロ11号も、スペースシャトルもね。カミオカンデもかな。それらは宇宙からのメッセージだった。あなたへのね。おめでとう。あなたは最高位を成就した。

私達は知っている。世間は知らない。そうしたものだったのだ。それが父の思いだった。祖父の思いだった。それで良いんだよ。

私達は諦めかけていた。花は何処へ。もう、咲かないのかと思っていた。さすがだった。本来日本、娘道成寺。この花は咲く。確かにあなたは証明した。渡りきった。廓然無聖までするとは、思わなかったよ。

日本精神の基=武士道がある。西郷隆盛の遺影がある。しかし彼自身ではない。武士道は死ぬことと見つけたり。その本意は何か。すなわち、五官を断ずることにあらず。その余のことは、各々、よくよく思案するべき候。

征夷大将軍の要件がある。民のためにするとき、神風の吹く。

何故に彼は零落し彷徨ったのだったか。それも経験しなければならなかったからである。彼の運命だった。やがて彼は何を見つけたのだったか。それは何のためだったのか。彼は導かれていた。

いつか解かねばならぬ謎があった。それは何だったのか。これより、明らかとなる。

弘通するべきものがある。それは何か。あらゆる衆生をステップアップさせるためであるという。その時が来たのだろうか。そうかも知れない。大目的が定まったという。