世間はこけず


2013年11月16日

  • 世間虚仮、唯仏是真の世は去りて、時代変革、世間はこけず。彼が帰ってきたんだって。どこへ帰ってきたの。世間に帰ってきた。知る人は知る。本来神国卑弥呼の系譜、彼こそ彼だった。ずいぶんと姿が見えなかったね。透明人間でもしていたのかな。ずいぶんと彷徨っていたね。HALのごとく。何故だったのだろうね。自己利益追求の世の中になじめなかったんだね。そして第三の波を経て第四の波となった。すなわち創造化の時代となった。そして接続することができたんだね。それで帰ってくることができたのだね。創造化って何だろう。だれもまだ知らない。それが本来神国日本を取り戻すことだった。創造性こそ神の属性だものね。その属性のない者にはわからなかった。時代は準備されていたんだね。そして導かれていた。多くの謎を解かねばならなかった。子どもの頃から常々、それはあった。とても信じられないことばかりだった。彼の人生の中に秘密があった。そして時が熟する。その時、彼は帰ってくることができるのだった。不思議だね。そのようなこともあるのだね。それにしても日本ってすばらしい国だね。悲しい戦争もありました。それも通らねばならなかった。そして未来を確定する。それが彼の使命だった。未来って、どのようなの。だれもが自由で愛の暮らしを享受することができる時代だよ。それほど時代は豊かとなった。人類初のデフレもこれで意味が明らかとなった。天につながっているのは幽霊だよ。大地をつかんで現実だよ。彼は帰ってきた。世間に帰ってきた。『十牛図』は第八図の無、第九図の自然回帰を通って第十図世間はこけずとなった。彼の人生がそのまま現実化していた。父の時代昭和もそうだった。……それでも戦争をしたいのであるか。戦は得意である。民のためにする時、神風ぞ吹く。だけど、日本は戦争をしない。第二次世界大戦の敗戦で学んだことがあるからだ。そして人間はこの地上において未来に対して責任があることもわかった。戦後学んだ人間としての諸理念を実現したいと願っている。そのためには世界平和が必要である。私たちは今、平和立国日本として歩んでいる。日本国憲法は平和主義を採用している。