新しい段階に入る

2012-02-05

  • 人間は限りなく進化する 人類として 本来人間とは何だったのだろうか 新しい段階に入る 『ロード・オブ・ザ・リング』のエンディングである あるいは『ダビンチ・コード』の謎を解く 『宝島』もそうだった メッセージはそのようにして伝えられていた 知る人は知っていたのである もっと素直に生きて良い 吉田健一氏は書いた 「住むべき場所がないのであれば自分で作るしかない」 小林秀雄氏も晩年になって至った その頃は推敲を必要としないほど言葉を得ていた 「分を超えんとして超えることができない」 森有正氏も「すべて経験するしかない」としたのは全集も『補遺』になってからのことだった この人生に於て何を経験するのだったろうか 福沢諭吉氏は言った 「天は人の上に人を作らず 人の下に人を作らず」 しかし人の上に天がある 天とは神だった 人間は生まれながらに平等である しかし違う 仏法では既に平等即差別という 阿修羅と人間と神は同じ人間の姿をしている しかし違う 自分は何者だったのか 汝自身を知れ それはそのまま禅のテーマだった 常におだやかで良い それは鍛え抜かれた感情のコントロールである その時 不思議なことがある 日月照らし風が吹く 全て自分の中で起きる 余人の見ざるところを見る 法華経である 法華経の名宛人は宿王華だった そして何を説いていたのだったろうか 一切種智慧だった 属性を要する 私たちは幸せになるために生れている どのようにして至るのだったろうか 神仏は実在する 

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2012-02-02

  • 仏法は必ず勝つといわれている。何故だろうね。仏は一切大衆を救おうとするからだった。だから、仏さんの言われるとおりにすれば相手は必ず喜ぶ。喜ばすことだったのだ。相手を貶めてはならない。裏切ってはならない。奪ってはならない。恨みと妬みから来る仕返しとしての過去からの因縁に対しても、それをも喜ばすことだった。そして相手がそうした仕返しである限り、どうにもならない。そのような時、どうするのだったろうか。相手は何を求めていたのだったか。安らぎである。それは相手を受容することだった。認めることだよ。このあたりを勘違いしていた。始めは負けたかと見える。しかし、必ず受容祝福凌駕克服する。それが本来日本の秘密だった。それは愛である。私たちはしばらくそれを忘れていたのではないだろうか。相手を喜ばすことである。それは受容することだった。だれもが幸せを求めている。奪ってはならない。貶めてはならない。裏切ってはならない。そして安心して生きてゆける日々をシェアしよう。何があっても大丈夫という自信が回復すれば、既にあなたは至っている。どこへ至っているのだろうね。般若心経ギャーティだよ。即ち、桃源郷だ。それはおだやかさだった。どんな時にも、どんな場合でも、誰に何を言われてもおだやかでいることだった。それがあらゆる試練を通って失敗しつくすことで鍛え抜かれた感情のコントロールである。その時、不思議なことがある。だれに認められなくても、太陽が認めている。大日如来、日月照らし風が吹く。美しい風景が待っている。好ましい人間関係が訪れる。これを以て、教育を以て最大の遺産とする鉄鋼王アンドリュー・カーネギー氏の言うマスターマインドとする。あるいは廓然無聖である。世の中は不思議である。神秘である。パスカルは言った。「人間は考える葦である。その葦を通して宇宙を観る」。愚かな時代は終わった。時代は新しい時代となった。西洋合理主義と東洋の神秘とのアウフヘーベンである。私たちは幸せになるために生れている。幸せの形が成就した。日本は大丈夫である。未来は明るい。殺戮なくして平和を勝ち取る。