東山天皇 短冊より

春天象   天みてる光にしるしあらたまの春にこもれる千世のはじめは
花映日   たくひなや春日うつろふかた岡の梢にあまる花の光は
雪朝眺望  けさや名に立あだ浪のすゑの松雪にはれたる海ごしの山
冬獣    深く入てすめるや何のかひよともきかぬをしかのふゆこもる山

(2005/10/25 10:34am  RCC ごぜんさま を聞きながら)