涅隷第 と 涅隷多婆第

2012年04月05日

  • 涅隷第は「悦喜」。悦は心のよろこび、喜は外に現れるよろこび。仏の教えを信ずれば、心に深いよろこびを感じて、その心内のよろこびが自ずから言葉に現われ、挙動に現れてくる。
  • 涅隷多婆第は「欣然」。多婆第は続くという意。涅隷は悦喜のこと。すなわち、喜びの状態が続き、何時でも喜びの状態で居る。これを以って本当の信仰の状態である。般若心経のギャーティがそれだった。だれもが仏性がある。開発するべきはそれだった。